全ての関係者は、他の関係者を業務遂行上の対等なパートナーとして認め、健全な秩序と協力関係を維持する責任を負います。また、自己の言動に十分注意を払い、以下の行為を行ってはなりません。なお、個別の事案において判断が異なる場合もあるため、以下の行為はあくまで一例であることを十分に認識してください。

●パワーハラスメント
* 叩く、蹴るなどの「身体的攻撃」
* 人格を否定するような言動などの「精神的攻撃」
* 自身の意に沿わない人物をチームから排除するなどの「人間関係の切り離し」
* 長期間にわたり肉体的苦痛を伴う過酷な環境下で作業を命じるなどの「過大な要求」
* プライバシーを過度に詮索したり、性自認や病歴などの個人情報を本人の同意なく周囲に暴露するなどの「個人の侵害」

●セクシュアルハラスメント
* 性的または身体的な事柄に関する不必要な質問や発言
* わいせつな図画の閲覧、配布、掲示
* うわさを流布する行為
* 不必要な身体への接触
* 性的な言動により、他者の意欲を低下させ、能力の発揮を妨げる行為
* 交際・性的関係の強要
* 性的な言動に対して抗議や拒否をした人物に対し、解雇や不当な人事評価、配置転換などの不利益を与える行為
* その他、相手に不快感を与える性的な言動

●モラルハラスメント
* 他者の容姿や身体的特徴、人間性、能力を否定・侮辱し、相手の尊厳を傷つける言動
* 他者を人種、国籍、セクシュアリティなどの属性で差別する言動
* 他者に不安や恐怖を与え、そのことで相手を支配・コントロールしようとする言動
* 心理的圧力や脅迫、嫌がらせ、仕事の妨害など、職場環境を悪化させる言動
* 妊娠・出産・育児休業等に関するハラスメント
* 立場の弱い者がハラスメントを受けている事実を認識しながら、それを黙認する権威者や管理責任者の行為

●関係者が匿名で相談可能な窓口を設置